プレゼンテーションコンサルティングの理念
「もっと、外部環境に関する情報を調べて、プレゼンに取り入れたほうがよい」
「もっと、自信ありげにふるまうべきだ。それがエグゼキュティブだ」
私たちは、自分のメッセージをより良くしようと考えるとき、つい外部から新たなものを取り入れようとします。
それは、価値の源泉を外側に求めることであり、内側には価値が残っていないということ。
はたして、本当に内側に価値は残っていないのでしょうか?
私はそうは思いません。
私のところにコンサルティングを依頼に来られる方は、多くがこれまでビジネスに邁進してこられた方。
たとえば、大きな組織のトップに上り詰めた企業役員。
たとえば、ひとりで事業を継続させてきた独立事業主。
力があるからこそ、思いがあるからこそ、今の立場にいるという方々です。
本当に、価値は外側に求めるべきなのでしょうか?
あなたの内側に、見つけられるのを待っている価値があるのではないですか?
成長を加速される触媒になる
小学生のとき、面白い実験をおこないました。
きっとあなたも、同じ記憶があると思います。
過酸化水素水に、二酸化マンガンを投じると、酸素が発生する。化学式で書けば、
2H2O2 → H20 + O2
面白いのが、二酸化マンガンは化学反応の中に取り入れられていません。
本来、過酸化水素水は水と酸素に分かれるという変化をおこすもの。
しかし、変な安定期にはいってしまうと、本来起こるはずの変化が起こらない。
そこに、変化の起爆剤として存在するのが二酸化マンガンです。
こうした特徴を持つものを、触媒といいます。
プレゼンテーション・コンサルタントは触媒である
私は、自分の仕事は、まさにこの触媒であると感じています。
クライアントが本来もっている価値が、表現されるサポートをする。
外からむりやり付け足して、違和感のあるプレゼンをやって、なんの意味がある?
借り物のことばで語られて、誰の心が動く?
ただ、クライアント自身が持っている言葉に、本来そこにあるべき価値が表現されていないことは多々あります。
私の仕事は、それを見つけ出すことをサポートすることであり、それをピカピカに磨き上げることをお手伝いすることです。
価値あるメッセージは、あなたのなかで、あなたに見出されるのを待っています。
あなたがもし「自分が受け手に届けられるメッセージはもっと尊いものだ」そう感じていながらも、それが見つけきれていないのならば。
ひとりで、化学変化を起こそうとするのではなく、触媒の力を借りてみてはいかがでしょう。
スピードアップをあなたにもたらしてくれます。