from 野村尚義

6月のプレゼン勉強会も無事に終了しました。

今回もリピーターさん半分、ご新規さま半分くらい。

なかには、なんと女子大生が3名も!
学生のうちから勉強熱心です。

プレゼンテーション勉強会Prazy2015年6月開催

スピーチサークルで慣らした猛者のプレゼンテーション

毎回二名のプレゼンターを募集して、そのプレゼンにフィードバックをするかたちで進めるのがこの勉強会。

今回のプレゼンターは2名ともトーストマスターズというスピーチサークルの会員さん。高いレベルが期待されます。

ひとり目が山田太郎さん(仮名)。

山田太郎さんスピーチ

本番を来月に控えたプレゼンを披露してくれました。

内容は、わかりやすく伝える技術。

このテーマのプレゼンにフィードバックを受けようというのだから、度胸あるなと思います(笑)

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その後に、山田さんのスピーチの構造を分解して説明する野村。

書籍のなかで語った

・提案の価値を高めるコンセプト戦略
・価値を伝えきるシナリオ戦略
・気持ちよくYesに導くスタイル戦略

の切り口で良い点・改善点をフィードバックします。

続いてはファイナンシャルプランナーの帆苅剛さん。

ご自身も資格を取得しているFPの知識によって、どれだけ生活が豊かになるか。そんな切り口から社内でFP勉強会を提案するプレゼンテーションです。

それに対する、野村からのフィードバック。内容は映像をご覧ください。

分析コメントを20パターン得られるということ

勉強会では野村からフィードバックをするだけではなく、オブザーバー全員がスピーカーへの分析コメントを書きだします。

この分析コメントは勉強会の終わりに各スピーカーに手渡されるのですが、これが本人には宝になるのですね。

feedback

勉強会の参加者が毎回20名強ですから、20パターン以上のモノの見方をベースに自分のプレゼンを見直せてしまうのです。

プレゼン力向上のコツは分析である

この勉強会のコンセプトにもなるのですが、私はプレゼン力向上のコツは分析にあると思っています。

分析はされる方にも、する方にも多大なメリットをもたらします。(詳しくは、ぜひ勉強会にご参加ください笑)

そして、その考え方を学んだのが今回のスピーカー2名も在籍しているトーストマスターズなのです。

 

こちらの記事で詳しく書きましたが、私自身がプレゼンに打ち込み始めた14年前、私もトーストマスターズの門戸を叩いたのです。

そこではスピーチの発表の場だけでなく、スピーチに対する論評という制度がありました。

要はフィードバックです。

そのときからプレゼンを深く分析をして見るということにこだわってきました。それが14年たった今も脈々と勉強会に息づいています。

分析を心がけるとどうなるか?

その分析をきっちりやると、明らかに語る言葉の質が変わります。

今回の勉強会のあと、参加者のスズキさんが感想をfacebookで書いてくれているのでシェアします。

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○魅力的な話し方ができるようになるコツ

「何でも話せるような感じになるんだよね。ヒカルさんと話すと。安心感があるっていうか」
 
最近の僕が、女性と話して立て続けに言われた言葉です。
 
「やっと僕の魅力に気付いたか」「モテキ到来か?」とは思わずに(笑)、俺自身が変わった部分。そして、女の子から「安心感があって何でも話せる」と言われたコツをシェアしたいと思います。
 
僕が自分の言動を気にするようになったのは5月30日から。(体重は除く)
 
それは、僕が尊敬する野村尚義さんのプレゼンの勉強会に行った翌日からでした。
 
プレゼンの勉強会では、こう教わりました。
 
「あなたが再現したい言葉、覚えていますか?再現できていますか?」と
 
僕は感覚で話していたので、話慣れた言葉、自然に出る言葉、ネタになってる言葉が多数ありました。でも、意図して”再現”はしていませんでした。
 
野村さんの言葉を借りるなら、”伝えたい価値が目減りせずに伝わった言葉”なのでしょう。
 
翌日から僕は、自分が相手に”ヒット”したと思った言葉を日々書き出しました。その中で身に付いた(正確に書くと、身に付きそうにある)のが、「安心感を感じてもらえる話し方」なのです。
 
僕がやっていることは、「みのもんたになる」ことです(笑)ちなみに、顔を黒く塗る。とか、人生相談をする。じゃないですよ。
 
相手の話に間をもって聞く。と言うことです。クイズミリオネアのみのもんたのように(おおげさじゃなく、これ位!を意識すること)(こちらに関しては、解説欲しい人いたら、別途解説します。)
 
今まで、人の話を聞くなんてこと。傾聴でしょう?はいはい。できてますよ。俺。なんて思っていました。

うんうん。って相づちしたり、キックバックだっけ?言葉尻を言い直すんでしょ?あぁ~、バックトラックだっけ?みたいに、偉そうにいって。。。
 
あぁ~、恥ずかしい!!
 
出来てるように思っていて、何も出来ていなかった。
 
そんな自分自身を観察する眼を持つことが、ホンの少しですができるようになりました。
 
魅力的な話し方ができるようになるためには、「今の自分の言動に日々目を向け、良い部分を再現し、伸ばし、悪い部分を改善する。」

そんな当たり前のこと。
 
でも、僕は出来てなかったぁ~(あちゃ~)
 
 
さて、前置きが長くなりましたが。5月に引き続き、6月のプレゼン勉強会も行ってきました。
 
プレゼンの勉強会では、2人のプレゼンテーターのプレゼンを聞いて、フィードバックシートに書く。
そして、講師の野村さんの変態的な解説を聞く。(笑)
↑念のため書きますが、ほめ言葉です
 
お金払って、フィードバックしに行くのかよ!?と、思われるかもしれない。聡明な方ならお気づきでしょう。
 
自分を観察する眼。通称「観察眼!!」を鍛えることが目的です。
 
人の話を聞いて、自分の話を振返って「良かったね」「悪かったね」としか言えない人と、
「話の構成は良かったけど、伝えたいメッセージ長くがぼやけてしまってるのではないかな。
 このメッセージを1言「みのもんた風に話すことです」って言うといいんじゃないかな?」
と、具体的な改善点と再現ポイントを見つけられる眼を持ってる人。
 
どちらが、”自分の話し方を上達させられること”ができるでしょう?
 
 
 
前回の勉強会から、毎日の言葉を見直して”やったぞー”感を持っていったのですが、自分の観察眼レベルが低いことに気付きました。(笑
 
まぁ、レベルが低いのは今に始まったことじゃないですがね(笑
僕は、自分が喋る言葉全てが”プレゼン”だと思っています。
 
自分の伝えたいことが、相手に伝わるように。
そして、相手に価値ある言葉が届くように。
自分の言葉に目を向け、人の言葉に目を向け、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんの言葉に目を向け(笑。
毎日の習慣として観察眼鍛えながら、自分の話し方改善をしているのでした♪
 
ゆくゆくは、プレゼンの勉強会も開きたいなぁ~と思ってる位です。
↑もし、興味ある人いたら、試しに開いてもいいかな。と思っています
 
もちろん、自分をバージョンアップさせながら
 
次回の勉強会も、僕はもちろん参加します。
(ちなみに、今月も他の予定を断っていったため、前科2犯になりました(笑))
 
今から申し込みが楽しみです~♪
 
スズキヒカル

分析・観察をこころがけることでこれだけの結果が出せる。ほんの短期間で。

「うちの勉強会、いいことやってるな~」
と自画自賛したくなる思いです(笑)

 

P.S.プレゼン勉強会に興味をもった方はこちらから開催日程が確認できます
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