from 野村尚義

※この記事は、野村のタイムマネジメント研修を受講した方向けにフォローアップとして書いています。

タイムマネジメント研修受講者のみなさまへ

研修のご受講、おつかれさまでした。 講座を通じて、時間を圧縮し、コントロールする方法、ひいては、時間の価値を高めるための戦略・技術・アクションについて学んでいただきました。

あなたは具体的に、どんな学びを持ち帰ったでしょうか? 自分の課題への具体的な解決策は見つかりましたか? 研修が刺激になり、行動を起こそうというエネルギーは湧きましたか?

  手帳の使い方や、やる気のコントロールについて知識を得た方もいるでしょう。 もうすでに、タイマーを買ったりなど行動に移したという方もいるかもしれません。 もしかしたら「使えない。何も得るものはなかった」という方もいるかもしれません。 (そうでないことを期待しますが)  

受け止め方は、人それぞれ。 でも、講師としては全員により多くのモノを身に着けてほしいと願っています。

学んだことを、行動に移すためにはどうすれば良いか

持ち帰った知識・刺激・ヒントは、行動に移したときに初めて力になってくれるものです。 では、行動に移すためにはどうすればよいのか? 講座の最後でお伝えした通り、ここは初速がすべてというのが私の考えです。  

実は、そう思わせてくれた受講者さんが過去にいました。 2年前の研修を受講された方(公務員の方です)が私のブログに、研修受講直後と翌日にコメントをしてくれました。その内容をシェアさせていただきます。 まずは、研修受講直後のコメント。

title:まずは、第一歩

まずは、昨日から本日までの研修、ありがとうございました。 研修からの帰り際、さっそく、書店で「プレジデント」を、100円ショップでキッチンタイマー、タクス記入用のカードを、買って帰宅。まずは手始めに、先生の講義にあった「文房具に凝る」から、第一歩を。 そして、あすの朝、職場に着いて、PC起動後にまずやるのは、「今日やるべきこと」を、買ったばかりのカードに書くこと。 「鉄は熱いうちに打て」を信じ、やってみます。

次に、その翌日のコメント。

title:2歩目以降は・・・

さっそく、温かい励まし、ありがとうございます。 今朝、最初の仕事は、まず、カードに「今日やること」の書き出し。昨日のワークおかげで、短時間の作業でした。 カードは、スケジュール表にはさみ、スケジュール表のチェックの度に確認。 2歩目となる今日は、この実践から始まりました。

1日の、やるべきことが明確になると、その時その時の仕事に集中できる。そして、安心してできる。精神衛生上も、いい効果。 加えて、タクスを消し込む作業は、ひとつひとつ、確実に階段を昇る気分に似ています。  

ただ、反省もありました。 スケジュール帳チェックが、目標10回に至らなかったこと。習慣化するまでに、もう少し時間が必要かもしれません。 あすは、就業時間の最後1時間、ToDoリストの洗い出しを。その時間も、スケジュール帳で、確保しました。 今回の研修を成果を占う、ひとつの山場になりそうです。

昨日までのワークを活かしつつ、そして、苦しみながら、やってみます。 最後に、おまけの話。 今朝の朝礼での、研修の簡単な報告の最後に、「ぜひ、みなさんも、来年は「タイムマネージメント」研修受講してください」と、つけ加えました。 来年も、我が職場から、受講する職員がいることを願います。

初速を持つということ。 自分自身で問題意識をもって目標を設定するということの大切さを学んでいただけるコメントだと思います。

タイムマネジメント研修で紹介した手法の具体的ツール

あとは2点。具体的なツールのご紹介をしたいと思います。 キッチンタイマーひとつは、キッチンタイマー。 強調したとおり、とても強力なツールです。

10円玉サイズミニタイマー
バイブレーション機能つきキッチンタイマー

少し値は張りますが、価格以上の価値を出すことはそれほど難しくはありません。

もう一つはデジタルのToDo管理ツールTodoistというツールを使っています。 無料のウェブサービスですが、スマホアプリも出ています。 

すべては、仕事と自分の時間をコントロールするため

これらに取り組んでいただくことは、必ず仕事と自分の時間のコントロールにつながっていきます。ぜひ、自分自身のために、自分の将来に期待して、取り組んでください。 御武運をお祈りしています。  

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