from 野村尚義

提案書の作り方研修のなかでは、実際の提案書を持ってきてもらい赤ペン添削をします。
(詳しくは、記事「提案書作成研修で赤ペン添削をするから伝わること」で書いたとおり)

この赤ペン添削、受講者さん同士でもおこないますが、私は私で添削します。
各自の提案書は、自己レビュー・他受講者からのアドバイス・私からのアドバイスの3つを得るわけです。それらを反映させれば、提案書は大きくグレードアップしてくれます。

だからこそ、研修受講後に必ずやってほしいことがあるのです。

改善ポイントを反映させた提案書を、きちんとクライアントに見せてほしいのです。

提案書の作りかた研修の、即効性のある使い方

提案書ライティング研修この研修を実施されている企業に定期訪問すると、ときどき担当者さんから報告をもらいます。

「研修の受講者が、提案書作成研修で受けたフィードバックのとおりに提案書を直したら、その案件で受注が決まったそうです」

とても嬉しい報告。

受講者さんのスキルアップも嬉しいですし、研修料金の何十倍(何百倍?)ものリターンを得ていただけたことも嬉しい。

せっかく研修を実施するのだから、成長と成果の両方を得てほしい(そのために、実施しているはずです)。

そして、目の前の成果は、その提案書をお客様に見せることで手に入るのです。
逆に言えば、お客様の目に触れない限りは、優れた提案書も無いのと同じです。

研修と現場を分けない

意外と気づかないうちに、学びと仕事の現場を分けてしまう。研修でつくった提案書・プレゼン資料は、学びのためで使って終えてしまう。これはもったいないことです。

実務的・実践的につくった提案書なのですから、即座に使ってこそ。労力・手間を学びだけで使って満足しないでくださいね。
戦略的プレゼンテーションメールマガジン プレゼン勉強会prazy