面白くない話
まず、いきなりですが宣言させてください。これから”話し方の基礎技術”シリーズはあまり面白くありません!話し方の要素の解説は、知的好奇心をあまり満たしてくれないのです。
たとえば、笑顔。たとえば、姿勢。そうした要素についての話が続くのですが、必要なのは“継続”から”習慣”をつくること。
少しだけ表現を変えれば、“習慣”になるまで、なんとか”継続”を続けること。理屈じゃないんですよね。
だから、面白くない。その代わりに、ものすごく実用的です。
話は面白くないですが、出来るようになることは快感です。そして、出来るようになるために必要な時間は、それほど多く必要ありません。(くわしくは、“プレゼンを学ぶ順番”にて)
ステキと言われる話し方の8要素
まず今回は、全体像。プレゼンテーション研修のなかで、私が伝えている“ステキと言われる話し方の8要素”をシェアします。
●声の4要素
・声の大きさ
・スピード
・強調
・間
●ビジュアルの4要素
・姿勢
・ボディランゲージ
・表情
・アイコンタクト
次回からひとつづつ解説していきますが、まずはこの8つの要素を頭に叩き込んでください。頭の中に入っていないことは、話しながら意識することもできません。
「話し方の8要素は?」と聞かれたら即答で「声の大きさ・スピード・強調・間・姿勢・ボディランゲージ・表情・アイコンタクト」と答えてほしいです。
意識するだけで、学ばなくても向上する
ひとつづつに、気を付けるべきポイントはあります。
あるわけですが、そんなポイントを知らなくても「姿勢気を付けよう」「間をとろう」と思うだけでも、十分すぎるほど効果ありますから。最終的に、身体が習慣で勝手に動くレベルに持っていくわけですから、記憶に刻まれているくらいは当然。
小学校2年生のときに、九九を丸暗記したように、口から勝手に出てくるまで繰り返しましょう。
記憶テスト
さて、すこし語ったところで、テストです。
Q.話し方の8要素は、何だったでしょうか?
おっと、うえに戻らないでくださいね^^
いかがでしょう?
8つの要素、すぐに出てきたでしょうか?